記事筆者のごあいさつ

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十代の頃は、小説を読んで「はて、この名前はどういう登場人物だったっけ?」と困ることはありませんでした。

二十代以降は、小説内で再出現する名前を、前のページに戻って確認する頻度が年々増えて行った。あぁ、自分は衰えるのが早いなぁ、と思って諦めていました。

だが、興味ある本・雑誌を見つけて買い、読み始めると「どっかで読んだことある気がする」と思うことが増えてきました。原因はもちろん2~3冊目になる再購入です。やっぱり悔しいじゃないですか、手間・暇・カネを無駄使いしたような気がして。

三十代・四十代と進むに連れ、なぜヒトが似た間違いを繰り返すのか不思議に思い、長じて「ヒトの行動原理」が興味の対象になりました。

五十代になって無駄を繰り返さないようにと、書名と内容をメモ書きで残そうか、と思いつきました。メモを見れば、既読か分かるので失敗は減るだろうと目論んだのです。
最初は簡単なメモでしたが、時間かけて読んでも残るモノがメモ程度ではアバウト過ぎて不満になり、内容を要約して残すようにしました。
要約したければ繰り返し読まざるを得ず、読むペースは格段に落ちるが、言語化が頭の整理や理解を進めました。

「ヒトの行動原理」を解説するテレビ番組も視聴しますが、放送局のペースで流れる情報に追いつく脳の性能がなく、映像は本を読むようには頭に入らない。人類の脳の認知特性は「視覚優位型」「聴覚優位型」「言語優位型」の3類型あるそうですが、どうも自分は「言語優位型」です。なのでテレビ番組は録画して繰り返し見直して要約し、言語化しました。

本や番組を言語化していると、他の分野で読んだ内容との関連を感じることが出てきます。たとえば脳の機能の解説を言語化する過程で、深層心理との関連が思い浮かんだりする。
以前に覚えた情報は、「失われた」というより「思い出せなくなっていた」という感覚です。それが、言語化作業中の何かをきっかけに「そういえば・・・」という感覚で蘇りそうになる。

そこで思い浮かんだ以前の要約を読み返し(要約は手早く読める)、勝手に関連を付けてみました。
すると要約作業中に自分の勝手な解釈が生まれて面白い。こんな風に「ヒトの行動原理」の探索で、自分勝手な解釈を加えた要約文書が何件か溜まりました。

自分は、ソフトウエア開発畑で「システム設計」「プロジェクト管理」「データ解析」「品質管理」「技術教育」などの仕事を生活の基盤に置いてきました。
その仕事を通じて蓄積した情報に、「ヒトの行動原理」の探索を通じて得た情報を組み合わせると、さらにユニークな視点で情報を整理できると気づきました。
この情報たちのリンクを『知恵の和』(sapience.link)と呼ぶアイディアが浮かびました。

そして『知恵の和』を、他人や生成AIの情報収集器の目に晒したら何かが起きるのか? という興味が湧いたのです。
この映像情報主流の時代に、(多少の静止画はあっても)言語情報が求められるのか。

当サイトでは、「ヒトの行動原理」の探索と、ソフトウエア開発経験を組み合わせた独自の知見のほか、自分が興味を持って読んだ書籍や番組を要約し独自視点で言語化した情報を、不定期に発信します。

2022年1月 サイト運営者・記事筆者 松浦公政

記事筆者の仕事歴は、こちらで発信しています